番外編:ジムがあるホテルでの食事に気を付けよう!
本日は番外編です。
・ホテル内のレストランやバーを利用することがある
・そのホテルにはジムがある
これらにお心当たりがある方に向けた内容となっています。
裏側を見てきたからこそ知ることができた事実をご紹介します。
目 次
注意すべきは「食器」です
先に結論をお伝えします。
注意すべきは「食器」です。
これまでワタシが働いたことがある現場の中に、ホテル内のジムというものがいくつかありました。
それらの施設で目にしたことですので、全てのホテルが危ないというワケではないと思います。
しかし、中には「このようなホテルが存在している」という事実を皆さんにお知らせしたいと思います。
食器が危険な理由
それはズバリ「不衛生」だからです。
宿泊客や利用客の方からは見えない裏側に、厨房や通用口、事務所などがあります。
ワタシが行っていたホテルでは廊下に食器棚があり、お客様にお出しするための食器が保管されていました。
問題はその食器棚の前にジムの使用済みリネン類の「回収パレット」があったことです。
こういうものですね。
使用済みリネンの中には、ジムやお風呂を利用された方が汗を拭いた物が入っている他、様々な物が入っています。
ワタシにとって意外だったのは、ご高齢の方の粗相が想像していたよりも多かったことです。
ご年齢により「緩く」なっていたり、トイレに辿り着く前に出てしまったり(小だけでなく大も・・・)というケースがジム内やお風呂、ロッカー内などで多々ありました(お食事中の方ごめんなさい)。
それらを処理する時にリネン類が使われていたのです。
このように「色々なものが染み込んだ使用済みリネン」が目いっぱい詰め込まれた回収パレットが下図のように常時置かれていたのです。
この場合、避難経路の確保もできていないため消防法上も問題ありそうですね。
普段は導線がふさがっており、消防のチェックの時だけ片付けるのは多くの施設(このホテルや多くのフィットネスクラブ)でやっていることです。
このような施設では、緊急時の避難経路は塞がっていると思っておいた方が、いざという時に命の危険から回避できるかもしれませんね。
このように、お客様から見えない所では(衛生面、防災面で)手を抜いている施設も少なくないのです。
最大の問題点
このケースの最大の問題点は「皆さんが事前に備えることが困難」だということです。
レストランやバーでお店の人に「この食器は衛生的に扱われていますか?」などと聞くのは多くの方にとって抵抗があるのはないでしょうか。
残念ながら、その施設(企業)のモラルに任せるしか手は無いのです。
このケースに有効と思われる護身術
直接的に身を守ることが難しいため間接的に備えていくしかありません。
・施設内の設備を観察する
・従業員を観察する
・なるべく格式の高いホテルを利用する
・危険を受け入れた上で利用する
施設内の設備を観察する
例えばゴミ箱の配置。
・使いやすい位置に置かれているか?
・景観を壊さないように置かれているか?
・お年寄りやハンディがある方にとって不便ではないか?
何かしらの施設で働いた経験がある方には想像しやすいかと思いますが、施設内に置かれている物には「それ自体」そして「置かれている場所」などの全てに意味があります。
「ただ置いているだけ」という施設には「配慮(形としては見えにくいですが)」が足りていないのです。
一つの判断基準として、何かしらの「違和感」を感じるようでしたら、その施設には「何か」があるかもしれません。
ご自身の直感を信じてみてください。
従業員を観察する
そのホテルの従業員には「ホスピタリティ」がありますか?
どんなに丁寧に見えても、どんなに親切に見えても、「作業」として行っている場合と「思いやり」を持って行っている場合では印象が変わります。
その従業員の目は皆さんを「ちゃんと」思いやっていますか?
注意深く見ていると、意外に分かるものですよ。
なるべく格式の高いホテルを利用する
最終手段になりますが、使うホテルは「格式が高いホテル」を使いましょう。
格式が高いホテルであれば、「あらゆる面」で驚くほど行き届いています。
通常のサービスだけでなく、表面からは見えない「衛生面」や「安全面」などの隅々にも、手が行き届いていることでしょう。
金銭的な負担が大きくなってしまいますが、それほどの代償を払わなければこの問題から逃れることは困難です。
危険を理解したうえで利用する
そうは言いましても、全ての方が「いつも高級ホテルを使う」というのは難しいかと思います。
その場合は、皆さんに「危険が及ぶ可能性がある」ということを理解したうえで利用しましょう。
その際は常に、「何かおかしいことは無いか?」とアンテナを張っておくと良いでしょう。
料理の中にハエやゴミが入っていることがニュースになることもありますが、上記のホテルのようなケースでは「目に見えないくらい小さい何か」かつ「ハエやゴミよりも危険な何か」が入っているかもしれません。
そう警戒させるくらいワタシが目にした光景は衝撃的でしたので、被害に遭われる方が出ないか心配でなりません。
あなたの身を一番最初に守れるのはあなたです。
このような施設から被害を受けないよう、常日頃から備えましょう。
そのためにワタシは、ワタシが知り得る情報を包み隠さずご紹介していきます。
ワタシが皆さんを直接守ることができない代わりに、ワタシが発信した情報が皆さんを危険から守ってくれることを切に願います。