フィットネス護身術のススメ

身を守るために知っておくべき フィットネス業界の危険な実態

フィットネスクラブの「お仕事ごっこ(スタッフトレーナー編)」から身を守ろう!

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・トレーナーって呼ばれてる人達はユニフォームが違うし普通のスタッフよりも専門家っぽい

・教えてもらうのに料金がかかるけど、その分ちゃんとしたことを教えてくれそう

・きっとこの人達なら私の希望を叶えてくれるはず 

 

このように風に思っている方が被害に遭わないための護身術をご紹介します。

 

主に「フィットネスクラブに入会している方」で「自分の目標、希望を叶えるために専門的なアドバイスを求めている方」に向けての内容です。

  

  

  

目 次

 

 

トレーナーにはいくつかの種類あります

  

一口に「トレーナー」と言ってもいろんなパターンがありますので、代表的な2種類をご紹介します。

 

フリーランスのトレーナー

まずは「フリーランスのトレーナー」

 

企業と業務委託契約を締結して活動する人達ですので、企業側から見れば「部外者」となります。

 

その中身については玉石混交。

 

企業によって量産された人達ではないので実に様々な人達がいます。

 

素晴らしく専門性がレベルが高いトレーナーから、スタッフトレーナー程度のレベルの人まで・・・

 

この「フリーランスのトレーナー」に関しては、今回の注意しなければならない対象とは区別しなければいけませんので、別の機会に詳しくご紹介したいと思います。

 

 

スタッフトレーナー

もう一つが「スタッフトレーナー」と呼ばれる人達です。

 

その企業が提供しているプログラムを担当している点が特徴です。

 

・その企業のアルバイトや社員が、通常業務をやりながらプログラムを担当しているパターン

・元々はその企業のアルバイトや社員だった者が、雇用形態を変更してプログラム専任者となったパターン

 

現在、もしくは過去にその企業に所属していた人達ですので、企業側から見れば「身内」という位置づけのようです。

 

 

 

注意すべきはスタッフトレーナー

 

上記の2種類の内、注意すべきは「スタッフトレーナー」です。

 

スタッフトレーナー専用のユニフォームを着ていれば分かりやすいのですが、業務委託トレーナーと同じユニフォームを着ていたり、フロア内に掲示してある業務委託トレーナーの顔写真一覧の中に紛れて彼らの写真が掲示されている場合もあるため、皆さんにとって区別はつきにくいと思います(企業側は意図的に区別が付きにくくしているようです)。

 

そういう場合は「企業が提供しているプログラムを担当しているか否か」を判断基準とすると良いでしょう。

 

 

 

スタッフトレーナーが担当する「企業が提供しているプログラム」とは

 

結論から言いますと「マニュアルに沿った内容」だということです。

 

仕方がないことではありますが、企業が不特定多数に提供するものは個別の方々を考慮したものではなく最大公約数的な内容になってしまいます。

 

・痩せたい人には「Aパターン」 

・その中でもお腹を集中的にサイズダウンしたい人には「Aのお腹パターン」 

・鍛えたい人には「Bパターン」 

・その中でも厚い胸板を作りたい人には「Bの胸パターン」

 

というようにマニュアルが用意されており、彼らはそれを暗記したものを提供、もしくは指導中に手順を確認しながら提供しています。

 

一見、お客様に合わせて個別に提供しているように見えるトレーニング内容であっても、実際はマニュアル内にあるパターンの組み合わせなのです。

 

 

 

注意すべき理由

 

「スタッフトレーナー」および「企業が提供しているプログラム」には注意すべき理由があります。

 

一つずつ見ていきましょう。

 

 

スタッフトレーナーを注意すべき理由 

スタッフトレーナーを注意すべき理由には、彼らの「仕事に対する意識」と「能力」の2つの側面があります。

 

彼らの「仕事に対する意識」

彼らの出勤はお客様がご予約されたプログラム開始時間の数分前です。

 

そこから着替えて(もしくは上着を脱ぐだけで)すぐにお客様の前に姿を現します。

 

マニュアルで実施内容が決まっており個別のお客様のための事前準備が必要ないからなのですが、問題なのはその頭の中。

 

「今日のお客さんは△△パターンだからラクショーだな」

「マニュアルに載ってることを言うだけでイイから、この仕事はチョロいな」

 

休憩室での会話を聞いていると、こういう意識で仕事をしているようです。

 

 

彼らの「能力」

もう一つは彼らの「能力」

 

これまでの記事で度々ご紹介していますが、この業界には残念な人達が数多く存在しています。

 

考えるクセが無い考えることができないため、お客様に提供しているものが「良いもの」なのか「悪いもの」なのかが区別できていないのです。

 

彼らにあるのは「教わったから提供している」「言われたから提供している」という単純な(ある意味純粋なw)考えなのです。

 

 

通常、トレーナーは「学んだこと」「調べたこと」をお客様のために役立てるには「どのように活用すべきか?」を考えます。

 

しかし彼らは、何の疑問も持たず、何の工夫もせず、「聞いたこと」「言われたこと」をそのまま提供しているのです。

 

 

プログラムを受けているお客様が気分を悪くして横になっている様子をよく見るのも、お客様を見ながら強度を調整する能力に欠けていることが原因かと思われます。

 

まあ、マニュアルを暗記できるという点で他のアルバイトや社員に比べて優秀とも言えますので、きっと彼らはフィットネス企業の中ではエリートなのでしょうw 

 

 

「企業が提供しているプログラム」を注意すべき理由

上記で少し触れましたが、企業が提供しているプログラムは個別の方々を考慮したものではなく、最大公約数的な内容となっています。

 

一見、皆さん用に個別に用意されたように見えたとしてもパターン化されたものを機械的に提供しているに過ぎません。

 

誰が提供しても同じレベルのものが提供できるため、不特定多数に広くプログラムを提供しなければならない企業側にとっては都合のいいものです。

 

 

しかし、その内容が全ての方に当てはまるとは限りません。

 

個別のお客様のことを想定していないため身体に無理をさせてしまったり、最悪の場合はケガをさせてしまうこともあります。

 

もし、そのプログラムが合わないお客様がいらっしゃったとしたら、それは「効果が無いもの」どころか「危険なもの」になってしまうのです。

 

それでも、提供者に能力があれば安全性を考慮して内容をアレンジできるのですが、それも前述した理由から期待できないのです。

 

 

ただ、皆さんのご希望や身体にバッチリ当てはまることもあります。

 

皆さんが意図的にそのプログラムを選ばれたのなら素晴らしい選択だったと言えます。

 

逆に「専門的なことは分からないからとりあえずそのプログラムをやってみた」というのであれば非常にラッキーだったと言えます。

 

 

「当たりハズレが多い」という意味で注意が必要となってきます。

 

 

 

このケースに有効なフィットネス護身術とは

 

このケースから身を守るために有効と考えられるフィットネス護身術はコチラです。

 

・スタッフトレーナーかどうかを確認しよう

・「提供内容はテンプレ」だということを知っておこう

・勤務中の態度を観察しよう

・違和感を感じたら断ろう

   

それぞれについて見ていきましょう。

 

 

スタッフトレーナーかどうかを確認しよう

まずは「スタッフトレーナーか否か」を確認しましょう。

 

直接聞いても良いですし、それがためらわれるのであれば、提供内容が「企業が用意したプログラム」かどうかで判断できます。

 

目の前の人物が「残念な人か否か」が分かれば、危険を回避できる可能性は高まります。

 

 

「提供内容はテンプレ」だということを知っておこう

上記でご紹介したように、提供内容は「企業が用意したマニュアル」に沿ったものです。

 

一見「本物のオーダーメイド」に見えたとしても、その実態は「オーダーメイドに見せかけたもの」です。

 

皆さん個人個人のことを考えて用意されたものではありませんので、「自分には合わないものかもしれない」ということを理解しておきましょう。

 

最悪の場合、皆さんの身に危険が及んでしまうこともあり得ます。

 

 

勤務中の態度を観察しよう

たとえ提供内容がテンプレであったとしても、そのスタッフトレーナーが誠実にお客様のために尽くす人であれば、そのプログラムはお客様にとって有意義な時間になるかもしれません。

 

しかし、プログラムの提供者が誠実さに欠ける人物だったら・・・

 

その判断に役立つのが「勤務中の態度を観察すること」です。

 

例えば、初回や毎回のトレーニング前にテーブルセットで「カウンセリング」をやる場面などはそのチャンスです。

 

お互いに椅子に座ってお話しをする際、背もたれにデーンと寄りかかるなど接客業として好ましくない態度をとるスタッフトレーナーには要注意です(フリーランスのトレーナーでもたまに見かけますが・・・)。

 

人にどのように見られるかを考えられないくらい視野が狭い可能性があるため、きっとトレーニング中の皆さんの状態にまでは目が届かないことでしょう。

 

彼らが軽い気持ちで提供した内容が皆さんに危険をもたらすかもしれませんね。

 

 

違和感を感じたら断ろう

レーニング中に「コレを行うことは自分にとって良くないことかもしれない」と感じたらすぐに中断してもらいましょう。

 

もしかしたら、皆さんの状態を気遣うことよりも、スタッフトレーナーが「覚えた内容を提供すること」を優先している可能性があります。

 

ここで危険を食い止められなければ、これまでワタシが目にしてきた多くの被害者と同じ道を辿ってしまいます。

 

 

 

最後に

 

このように「スタッフトレーナー」、そして彼らが提供する「プログラム」には危険な要素が含まれています。

 

彼らが提供するプログラムは利用しないに越したことはありませんが、「安く済ませたい」「他にいいトレーナーがいない」等でどうしても利用しなければならない場合は、「安全性が確認されていないもの」「当たりハズレが多いもの」と割り切って利用しましょう。

 

そして、違和感を感じたらすぐに危険から離れましょう。 

 

 

 

あなたの身を一番最初に守れるのはあなたです。

 

このようなトレーナーや施設から被害を受けないよう、常日頃から備えましょう。

 

そのためにワタシは、ワタシが知り得る情報を包み隠さずご紹介していきます。

 

ワタシが皆さんを直接守ることができない代わりに、ワタシが発信した情報が皆さんを危険から守ってくれることを切に願います。